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第Ø楽章
さんが横浜へ私を連れ出してくださいました。
「あくびと風の威力」を観てきます。



いまの正直なきもちを書きます。


15年ぐらい前、この作品を書いたときは台本を書いて残すということに無自覚でした。
私ごときの台本なんてミニマムな世界で埋もれて消えていくだろうと思っていました。
時を経て、今になって、台本を書いて残すことの責任をとても感じています。

この作品がこういう時代に上演される日が来るなんて、当時は予想もしていませんでした。

第Ø楽章さんはいつだって心から真摯にとりくんでくださるので、
今回この作品を再演していただけることとてもうれしいです。
彼らのかけがえないものにしてくださっていることは信じてうたがってないです。

が、正直な今の私の気持ちは複雑です。
これは第Ø楽章さんでなく、私の問題で、です。

あの頃のあの子らに、今になってどう会ったらいいかわからない。

主人公の「なお」みたいな前夜がもう明けていきます。

キリキリする心と楽しみにする心が口から吐き出てしまいそうなので、ぎゅーぎゅー手で押さえて新幹線に乗っていきます。



これも期せずして同じ3月に上演して頂けることになった「地中」のことも考えると
胃とか血管とかふくらんで破裂しそう。
きっとこれも、かつて私がKAVCで「あくび~」を書いて上演したこともつながって、
今回KAVCに呼んでいただけたのだろうと思います。
いろんなつながりというか、そのつもりはなくても震災をめぐってもうそういう運命にあるのだろうか私とか思ったりしてさいなまれます。

神戸では今、「地中」を丸尾丸一郎さんがキャストのみなさんがプロデューサー講座のみなさんが、渾身で掘り進めてくださっています。

「人の力」を感じる作品にしたいと思って書いた「地中」。
書いた何倍も、「人の力」が輝く作品に、丸尾さんとキャストのみなさんが立ち上げてくださっています。

横浜から帰ったら「地中」の通し稽古に伺います。
港町をはしご!


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プロフィール
HN:
角ひろみ
年齢:
43
HP:
性別:
女性
誕生日:
1974/09/20
自己紹介:
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母 劇作家 演出家

兵庫県尼崎市出身
2006年夏より岡山県岡山市在住

- - -
1995年 芝居屋坂道ストア旗揚げ
関西を中心に東京公演なども行いつつ活動。
劇場の企画・提携公演や数々の演劇祭などに選出。

1999年  「あくびと風の威力」で第4回劇作家協会新人戯曲賞佳作・北海道知事賞 受賞
2003年 「裏山。」で第10回OMS戯曲賞 最終選考 
2004年 「木造モルタル式青空」で第11回OMS戯曲賞 最終選考
2005年 芝居屋坂道ストア解散
2007年 「螢の光」で第4回近松門左衛門賞 受賞
2014年 「宝島」で第14回AAF戯曲賞 最終選考
2014年 「狭い家の鴨と蛇」で第20回劇作家協会新人戯曲賞 受賞
2014年 「囁谷シルバー男声合唱団」で第59回岸田國士戯曲賞 最終選考
2015年 第16回岡山芸術文化賞 準グランプリ 受賞

2010年~  出産以降、主に劇作のみで活動。
関西・東京・岡山などの多くのカンパニーに台本を書き下ろしている。

- - -
○主な劇作

「あくびと風の威力」(第4回劇作家協会新人戯曲賞佳作・北海道知事賞 受賞)
「暮唄と日曜アンファイナル」(伊丹アイホール ハイスクールプロデュース)
「裏山。」(第11回OMS戯曲賞 最終選考)
「木造モルタル式青空」(第12回OMS戯曲賞 最終選考)
「螢の光」(第4回近松門左衛門賞 受賞)
「逃げ水」(岡山アートファーム・静岡SPAC共同製作)
「傘がない」「手がない」(男性一人芝居・連作)
「地中」(KAVCプロデュース)
「貧乏ネ申」(男性二人芝居)
「虎と月」~中島 敦「山月記」から10年後~ 原作/柳広司(ピッコロ劇団)
「宝島」(第14回AAF戯曲賞 最終選考)
「狭い家の鴨と蛇」(方丈記プロジェクト)(第20回劇作家協会新人戯曲賞 受賞)
「囁谷シルバー男声合唱団」(演劇集団円 第59回岸田國士戯曲賞 最終選考)
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