忍者ブログ

77507265.jpg















東京渋谷で、第0楽章「宝島」もうすぐもうすぐです!!!

5月6日から12日
http://stage.corich.jp/stage_detail.php?stage_id=43348



チケット予約は
です。

第0楽章のみなさんや演出の柏木俊彦さんが、私をおもろがってくださり、
2010年11月東京、2012年3月横浜で私の15年以上も前の戯曲賞作品を上演してくださり、
今回なんと、新作を書かせていただく機会をいただきました。

とてもありがたいことです。が、いやあー第0楽章さん、チャレンジャーやなあーと思いました。
中央のトップメジャーでもない、地方在住の子持ち劇作家が、東京で上演される劇を書くって!
そこはやっぱりどうにも意識してしまいます。
なので、そこを存分に生かしながら、けれど、そこ(主に子持ちってとこ笑)で足をとられながら、書きました!!!
演出の柏木さんはじめ第0楽章の面々は、12月のキャスティングワークショップから長い期間かけて「宝島」を探し、台本を長いこと待ってくださいました。

私は、いま生活する中ではりついて離れない、目に見えないヤツのシッポをさがして冒険するように書いていたように思います。遠距離のあの地へ。

- - - - - - - - - - - - - -

 「宝島」

そう遠くない未来。
北のとある岬。
海洋実験場の監視塔と廃止灯台と崖を望む小さな平屋。
とある企業の最北支社の寮。
単身赴任の男がいなくなった。
部屋はゴミの山だった。
妻が西から駆けつける。
旧友たちも連峰を北上する。
彼らは大学時代のワンダーフォーゲル部員である。
灯の消えた海村はそろそろ初雪――。
…海洋冒険小説のアレとは真逆の、夢とロマンあふれない宝島。
狭い小さい凡俗なサバイバル。

- - - - - - - - - - - - - -


ちょっと話しはそれるかもですが、私は劇を書くとき、ずっと心に残ってていたことがありました。
「螢の光」という作品で近松戯曲賞をいただいたときの岩松了さんの選評です。
全文はこちらです。
↓以下抜粋です。
- - - - -
そこにある切実は、結びつくことの切実ではなく、むしろ、そこからいなくなることの切実であるのだと思える、そのことは何を意味するのか。
私には“事実から遠ざかろうとする欲求”だと思えてならぬ。
- - - - -
この作者には“事実から遠ざかろうとする欲求”に何が潜んでいるのかを知らしめてゆく責任があると私は思うしだいだ。
- - - - - - - - - -
この「」について、私は何度も何度も読み返すのですが、
心底理解できたとはいえませんでした。
いや大枠はわかるのだけど、圧倒的に身に落ちてこない。
こここそが一番重要なことを言われてあって、私の力の足りなさ、覚悟の足りなさなんやなあーとずっとずーっと思って気になってきました。
(「げっ、私などに何らか知らしめてゆく責任が課せられてあるのか!?」とさえ最初思った)
ここに挑みたい、ここに一歩踏み込みたい、とも意識して、
「宝島」での冒険をはじめました!!!


stage33697_1.jpg
 
PR
初日を味わう HOME 「宝島」トークに出させていただきます [告知]
プロフィール
HN:
角ひろみ
年齢:
42
HP:
性別:
女性
誕生日:
1974/09/20
自己紹介:
メールはこちら

母 劇作家 演出家

兵庫県尼崎市出身
2006年夏より岡山県岡山市在住

- - -
1995年 芝居屋坂道ストア旗揚げ
関西を中心に東京公演なども行いつつ活動。
劇場の企画・提携公演や数々の演劇祭などに選出。

1999年  「あくびと風の威力」で第4回劇作家協会新人戯曲賞佳作・北海道知事賞 受賞
2003年 「裏山。」で第10回OMS戯曲賞 最終選考 
2004年 「木造モルタル式青空」で第11回OMS戯曲賞 最終選考
2005年 芝居屋坂道ストア解散
2007年 「螢の光」で第4回近松門左衛門賞 受賞
2014年 「宝島」で第14回AAF戯曲賞 最終選考
2014年 「狭い家の鴨と蛇」で第20回劇作家協会新人戯曲賞 受賞
2014年 「囁谷シルバー男声合唱団」で第59回岸田國士戯曲賞 最終選考
2015年 第16回岡山芸術文化賞 準グランプリ 受賞

2010年~  出産以降、主に劇作のみで活動。
関西・東京・岡山などの多くのカンパニーに台本を書き下ろしている。

- - -
○主な劇作

「あくびと風の威力」(第4回劇作家協会新人戯曲賞佳作・北海道知事賞 受賞)
「暮唄と日曜アンファイナル」(伊丹アイホール ハイスクールプロデュース)
「裏山。」(第11回OMS戯曲賞 最終選考)
「木造モルタル式青空」(第12回OMS戯曲賞 最終選考)
「螢の光」(第4回近松門左衛門賞 受賞)
「逃げ水」(岡山アートファーム・静岡SPAC共同製作)
「傘がない」「手がない」(男性一人芝居・連作)
「地中」(KAVCプロデュース)
「貧乏ネ申」(男性二人芝居)
「虎と月」~中島 敦「山月記」から10年後~ 原作/柳広司(ピッコロ劇団)
「宝島」(第14回AAF戯曲賞 最終選考)
「狭い家の鴨と蛇」(方丈記プロジェクト)(第20回劇作家協会新人戯曲賞 受賞)
「囁谷シルバー男声合唱団」(演劇集団円 第59回岸田國士戯曲賞 最終選考)
カレンダー
05 2017/06 07
S M T W T F S
1 2 3
4 5 6 8 9 10
12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30
アーカイブ
ブログ内検索
バーコード
アクセス解析
Powered by ニンジャブログ  Designed by ピンキー・ローン・ピッグ
忍者ブログ / [PR]