ゆっくり書くのはやめてざざーっと書くよ。
アフタートークでお話ししたこととかぶるかもしれないけど。
なんかねー、
今回の第0楽章の「あくびと風の威力」は
激情やったよ。
12歳の女の子たちがどえらい激情をぶつけあって乱れて燃えてた。
いや演技がオーバーだとか激しいだとかじゃ決してなくてその逆逆。
超リアルで生々しくてアホで笑いあって鼓動にあふれていて、
超速の感度でめまぐるしく生き急いで、
ほんとのほんとにあの子たちが生きて成長して存在しているみたいやった。
というか死んだ友達がほんとにそこにいてそこで話して笑って叫んで身悶えながら悔しがってて、
その隣にぽかんと自分がいるみたいやった。
あの子らがあの部屋や教室やアジトへの道などにぐるぐると駆け抜ける演出がたくさんあって、
あの子らがただ走る姿をずっーとずーっと見てたいきもちになった。
あの子らが走るということが「日常」であって
あの子らの走る姿が見られなくなるってことが「日常を失う」ってことなんやろな。
ほんで先生たち大人は最初っから絶望ではじまってる絶望先生やった。
あの子らの身にふりかかる絶望をどう教えようか葛藤して、よう教えないでいる葛藤先生やった。
そんな先生なら信じられるなと私は思った。
最後、生と死の堂々巡りのような苦しい激しい恐ろしいループシーンから、あのぼんやりなおちゃんが一人一人タックルするみたいに
しがみついてくらいついて、みんなを一人一人絶望の淵から無理矢理抱き止めて救い出して、
「今から合唱大会をはじめます」って言いだしてオルガンに座るところとかもう力づくで劇的だった。
あのぼんやりなおがさあー。
あーなんだかー。何かいてるかわからんようになってきたー。
ほんというと
かつて自分の劇団で最後に上演したあと、私はこの作品が大嫌いになって、なんだか恥ずかしくなって、捨て置いていたのだけど。
過去の自分をちょっとほめて許す。
柏木俊彦さんが演出してくださってよかったなあー。
ありがとうございました。
終わって間なしだけど、柏木さんとみなさん、今週末、演出家コンクール最終審査に「あくびと風の威力3600秒ver」で挑まれます。
あと3日で45分カットして大幅に組み変えるって!?
どうぞ思うようにやってください。
しっかし東京という国はおそろしいよね。
あんなに女優さんみんな超リアルに芝居できてアホで乱れて魅力的で、しかも美しいってどういうことやろう。